昔から衝動買いが多く、必要でないものまで買って部屋の隅に物がどんどん積み上がっているというゴミ屋敷状態。
以前引越したことに触れましたが、引越前は新居に持っていけないほど物が溢れていました。
引越先は2DKですが、一緒に住む人の荷物も考えるとさすがに全部は持っていけず泣く泣く処分しなければいけませんでした。
ただ、捨てるだけでは勿体ないような
- 新品ではないけど状態がキレイなもの
- 結構な金額で買った物
が結構な数であったので、
フリマアプリを活用して40品以上を売ってお金に変えつつ断捨離しました。
今回は中古品を40品以上を売りさばいてきた私が
『フリマアプリでなかなか売れなくて困っている』という方向けに記事を書いています。
私が購入者だったら「買いたいな」と思う出品者の特徴を紹介していきます。
目次
本題に入る前に:売れる大前提
本題に入る前に伝えておきたいことがあるのですが、
売れている方の大前提として
「需要のあるものを出品している」ことにつきます。
逆のことを言うと、
- 最低金額にしても売れないもの
- 流通しすぎて世に溢れている商品
※すでに多くの人が持っているような商品
などは、
どれだけ売れやすくなる方法を試しても売れないと理解しておいてください。
実際に私も上記の条件に当てはまる商品を出品していましたが、
300円で出品しても他の出品者に埋もれてしまうので全く売れませんでした…。
私が見てきた商品では、特に有名人の方が出した書籍が当てはまりやすいです。
売れやすくなる特徴
私が購入してもらいやすいように心がけたのは
相手に安心感を与えることです。
私が購入者側の場合に「買いたいな」と思う特徴が以下のとおりです。
- 安心できるプロフィールを書いてある
- 商品の状態を詳しく書いてある
- ハッキリ見える商品写真をたくさん乗せてある
- 送料込かつ匿名配送にしてある
- コメント・値下げ対応をしている
それぞれについて書いていきます。
安心できるプロフィールを書いてある
購入者側が安心できるプロフィールにするというのが重要になります。
なぜ安心できるようにしないといけないのかは、
「出品しているのはどんな人か」を判断するための情報が不足していると購入者に避けられる原因になるからです。
これからお金が絡むのに相手から名前しか情報を与えられなかったら誰だって不安になるもの。
フリマアプリは一種のビジネスでもあるので、
そういった理由でプロフィールの項目を空欄にしたままにするのはまずオススメできません。
面倒だと思う人は、せめて「よろしくお願いします」だけでも記載しておいたほうがいいかもしれません。
最低限 記載したほうがいいこと
空欄がよくないのは分かったけど、
安心させるために何を書いたらいいか分からない…
私が購入者側だったときの所感になりますが、
最低でも下記の記載があったほうが購入者としては安心できるかと思います。
- 発送元(都道府県)※出品時に設定
- 配送方法 ※出品時に設定
- 喫煙しているか
- ペットがいるか
- どんな梱包か※出品時に記載
特に赤字の2項目は特に重要で、
どちらも設定していなければ「未定」と表記されます。
基本的に『配送方法:未定』=実名配送になりますので、
「発送元が分からないのに実名配送(購入者の住所・本名を出品者に明かす)しか対応していない」
というのは購入者側からすれば不安要素でしかなく、購入を避けられてしまう要因になりかねません。
私も出品側が発送元・配送方法が未定の場合、どんなに安くても買いませんね…
喫煙やペットに関しては、
- 商品に臭いがついていないか
- ヤニがついて黄ばんでいないか
- アレルギー
などを気にする人もいますので、これらはあらかじめ記載しておくと購入者側も安心できます。
梱包に関しては、封筒などの簡易包装であればその旨を明記しましょう。
また梱包が丁寧であることに越したことはないのですが、より大事なのは
「防水梱包をしているか」
「しっかり緩衝材が入っているか」
だと思っています。
商品が濡れた・壊れた状態で届いたら購入側として最悪で、真っ先に低評価につながります。
なるべくOPP袋などに入れて緩衝材と一緒に梱包するようにし、その旨を記載していると購入者もより安心できるかと思います。
プロフィール内だけでなく商品紹介文にも記載するとより購入者に優しいかもしれません。
商品の状態を詳しく書いてある
『新品』や『目立った傷汚れなし』の状態であれば特に詳しく書く必要はないかと思いますが、
ここでは正直に書くことが大事です。
仮に傷が目立つものを出品するとして、
「傷があると売れなさそうだな…」
と思っても、傷があることを隠して出品することは絶対に止めましょう。
詐欺みたいで印象がかなり悪いですし、
「商品説明には書いてなかった傷があった」と低評価をつけられるのがオチです。
そういった低評価が1つでもついていると
「他の商品にも傷汚れの見落としがあるんだろうな」
と他の購入者に避けられてしまうかもしれません。
未使用に近い状態ものが売れやすいのはもちろんですが、
傷汚れがあっても需要があるものであれば買う人は買います。(値下げ次第で売れるものもあります。)
商品によりますが
「キレイな状態じゃないと売れない」というのは絶対ではないので、
傷や汚れがある場合はごまかさずにその旨をはっきりと明記し、それ相当の値段付けをしましょう。
とはいえ、あまりにも状態の悪くて長く売れないものは潔く中古ショップに持ち込んだほうがいいかもしれない…
ハッキリ見える商品写真をたくさん乗せてある
傷汚れについて正直・明確に書くことが大事だと言いましたが、これは商品写真も同様です。
もし傷汚れがある場合はその部位がハッキリと見えるように撮影し、
具体的にどんな状態かを確認できるようにすることが大事です。
買ったばかりの新品・未開封品であれば画像数が少なくても問題ないかと思いますが、
特に購入から時間が経過している物や保存状態が悪い物ほど写真の数を増やしたほうがいいと思います。
ぼやけた写真を載せるのは論外です…
送料込かつ匿名配送にする
最初のほうで『配送方法:未定』=実名配送というお話をしました。
実名配送にして少しでも安く済ませたい気持ちはわかるのですが、
購入者としては会ったこともない相手に住所・名前を公開するわけなので
匿名配送じゃないと絶対に買わないという方は必ずいます。
ネットで見た情報なので事実かはわかりませんが、
送料が購入者負担なのを理由に送料を考えていないような無駄に大きい箱で送り付けられるケースもあったそうです。(性悪すぎる…)
そういうケースがあるため、送料別にしていると基本的に誰も買おうとしません。
ちなみに「送料が購入者負担」でも売れるのは対面受取のケースだと思います。
配送方法が未定、かつ送料が購入者負担なのは誰も寄りません…。
コメント・値下げ対応をしている
出品物に対しての質問や値下げしてほしい等のコメントがくることがよくあります。
私の体感では質問よりも値下げ希望が圧倒的に多かったですね。
安くしているのにこれ以上値下げするの嫌だな…
と思う場合も多いと思うので、
最初から希望よりも少し高めに価格設定しておくことをオススメします。
「絶対に欲しい!誰にもとられたくない!」
という人はそのまま買ってくれますし、
あらかじめ高くしておくことで自分にとって許せるラインの金額まで値下げ対応すれば売れる可能性も高くなります。
誰だって少しでも安く買いたいので、値下げ要望のコメントが来る前提で金額を決めておきましょう。
番外:私が実際に売り上げた金額
ここで私が実際に売り上げた金額を公開したいと思います。
時間や手間はかかったものの、単価が高いものが多かったので40品ほど売って約8万円を取り戻すことができました。
これだけ戻ってきたのは喜ばしいことなのですが、
たまたま売れやすかったものを持っていたのでこれだけ売れたのは本当に幸運だと思います。
それに売上の金額を衝動買いで無駄にしていたので
「そもそも買わなければこれ以上に手元に残っていたんだよな…」
と思うと何とも言えない気持ちになりました。
売上で中古商品を買ったりしていたので累計金額のスクショが残っておらず、実際に現金化して手元に残った金額は3割ほど…
最後に
第一に売れるものを出品していることが前提ですが、
私が安心感を与えるように心掛けてみたところ出品から1週間以内に売れることが多かったです。
なかなか売れない方は手間暇かけて取り組む時間がない場合が多いと思いますが、
少しでも売れやすくするためにもぜひ参考になれば幸いです。
売り切るまで手間で大変だったので、
何か買うときは「本当に必要かどうか」を考える時間が増えて衝動買いが圧倒的に減りました…。